大阪相続遺言相談センター どんぐり家族編 ~その2~
どんぐり家族編 ~その2~(どんぐり家族編 ~その1~はこちらから)
突然ですが、とんぐりの父が大阪市内で亡くなりました。
父の突然の死に、まだ悲しみも癒えぬ間、とんぐりは父の遺産が気になっていました。
父の遺産には、不動産、預貯金、株、生命保険がありました。
『はて?自分はどれだけもらえるのだろう?』
仮に法定相続分で分けると、母1/2、残りは子供達で均等分割
『しかし、僕は長男だから多くもらえるんじゃないのかなぁ・・・』
(「長男だから」という理由だけではもらえません。)
『父が入院中に僕が一番良く通ったりしていたし、「寄与分」っていうものがあるって聞いたから結構もらえるのでは?』
(もらえません。もらえません。仮にもらえたとしてもごくわずか…)
とにかくとんぐりは姉に相談することにしましたが、姉は「まだそんな話をする時期じゃないわ!」とお怒りです。
しかしとんぐりはどうしても気になったので、母に相談してみました。
ところが、『母は、そんなに財産ないんだから、私がすべてに決まってるでしょ。』
と、なんとも法律もなにもお構いなしです。
さて困ったとんぐりは知恵をふりしぼりあることを思いつきました。
『よし!これで行くしかない!』
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この記事を監修した行政書士
P.I.P総合事務所 行政書士事務所
代表
横田 尚三
- 保有資格
行政書士
- 専門分野
「相続」、「遺言」、「成年後見」
- 経歴
P.I.P総合事務所 行政書士事務所の代表を務める。 相続の相談件数約6,000件の経験から相談者の信頼も厚く、他の専門家の司法書士・税理士・公認会計士の事務所と協力している。 また「日本で一番お客様から喜ばれる数の多い総合事務所になる」をビジョンに日々業務に励んでいる。