遺言の話ではないですが
今日、3月18日はは早川電機(現、シャープ)とソニーが初の電卓を発表した日のようですね
一台50万円(1964)とか。
電卓の歴史についてしらべてみました。
世界で最初の電卓は1963年イギリスのBell Punch and Sumlock-Comptometer 社が開発したAnitaといわれている。
この電卓は機械式計算機の歯車を真空管に置き換えた形をしており、図体は極めて大きく、重量も16キロもあり、なおかつ非常に高価だった。しかし、電子式のため機械式のような騒音が出ることなく、かつ計算速度が速いことから大きな反響を呼び、その後の電卓開発のきっかけとなった。
また米国では同じ時期Friden130が発表された。これはディスプレイにCRTを使用したものであった。
日本のメーカーの取組として
Anitaに刺激され、日本のメーカーも本格的に電卓の開発にとりかかり、1964年には各社がいっせいに電卓を発表する。3月にはシャープとソニーが最初の電卓をCS-10AとSobaxを発表し、5月には大井電気とキャノンが晴海で開かれた第28回のビジネスショウに最初の電卓 Aleph-zero と Canola 130 を発表した。これらは、Anitaとは違い計算回路にトランジスタやダイオード、パラメトロンという素子を使った世界で最初の電卓であった。
一方、14-Aなどリレーによる機械式計算機で市場をリードしていたカシオはあくまで機械式計算機にこだわり翌年5月新型のリレー式計算機Casio 81を発表したが失敗に終わった。これによりカシオも電卓分野への進出を決意し、1965年10月に最初の電卓 Casio 001を発売する
この記事を監修した行政書士
P.I.P総合事務所 行政書士事務所
代表
横田 尚三
- 保有資格
行政書士
- 専門分野
「相続」、「遺言」、「成年後見」
- 経歴
P.I.P総合事務所 行政書士事務所の代表を務める。 相続の相談件数約6,000件の経験から相談者の信頼も厚く、他の専門家の司法書士・税理士・公認会計士の事務所と協力している。 また「日本で一番お客様から喜ばれる数の多い総合事務所になる」をビジョンに日々業務に励んでいる。