相続・遺言の話~ミック・ジャガーに宛てたローレン・スコットの遺言~
cinemacafe.net 3月28日(金)11時50分配信の記事に、ミック・ジャガーの長年の恋人であった故ローレン・スコットが、ミックに900万ドル(約9億円)の邸宅を残していたと掲載されていました。
「New York Post」紙が入手したローレンの遺言状には、ニューヨークにある推定800万ドル(約8億円)のマンションを含む全ての不動産をミックが相続するよう 記載されており、さらには不動産だけでなく、高価な宝石類や洋服などもミックに残す意向が記されていた模様です。
同遺書はカリフォルニアのビバリーヒルズで2013年5月23日に作成されていたもので、「私が所有する全ての宝石類、洋服、家具、自家用車などの有形資産をミック・フィリップ・ジャガーへ 贈与します」と書かれていたという。
またローレンは、6年もの間口をきいていない姉のジェーン・シェーンさんを含む兄弟のことを「意図的に」 遺言書内から省いていたたようで、同遺書では「ここでは私が死亡した際の相続人は、本遺書内に記している相続人に限っており、そのほかの人物を意図的に排除しています 」と記されており、昨年にローレンの会社LSファッション社の共同経営者として兄のランドール・バンブローさんを迎えていたばかりだったこともあり、驚きを持って報じられているようです。
遺言で特定の人に贈与したい場合は、ぜひご相談くださいませ。
相続花子
この記事を監修した行政書士
P.I.P総合事務所 行政書士事務所
代表
横田 尚三
- 保有資格
行政書士
- 専門分野
「相続」、「遺言」、「成年後見」
- 経歴
P.I.P総合事務所 行政書士事務所の代表を務める。 相続の相談件数約6,000件の経験から相談者の信頼も厚く、他の専門家の司法書士・税理士・公認会計士の事務所と協力している。 また「日本で一番お客様から喜ばれる数の多い総合事務所になる」をビジョンに日々業務に励んでいる。