都議の相次ぐ失言について
女性蔑視ヤジ問題が話題になっていますが、
弁明の仕方が子供の言い訳みたいですね。
麻生さんのは分りやすい例えを言ったつもりかもしれませんが、
いじめに例えるとは・・といった感じですね。
(ヤフーニュースより)
政府・自民党が、閣僚や同党の東京都議の相次ぐ失言に危機感を強めている。自民党の石破茂幹事長は23日、都議の女性蔑視ヤジ問題を陳謝し、菅義偉官房長官も「不適切な発言だ」と改めて強調。党執行部は先週末からヤジを飛ばした本人に謝罪を迫るなど早期の幕引きを求めてきた。しかし国会でも都議会でも多数を占める「1強」のおごりがゆるみにつながっているとの指摘もあり、引き締めは容易ではなさそうだ。
【弁明、苦しく】鈴木章浩議員「話す機会逸した」
「党の責任者としておわびしたい。国民が(おごりだと)思われたことは事実として受け止めなければならない。今後そういうことがないよう、強く徹底したい」。石破氏は23日、鈴木章浩都議のヤジ問題などを念頭に、記者団にこう述べて党内に警鐘を鳴らした。
みんなの党会派の女性都議への18日のヤジを巡り、自民党本部は「都議会の問題」といったんは推移を見守ったが、「ヤジは自民党都議だったのではないか」との疑惑が浮上。石破氏は21、22両日のテレビ出演で「自民党だとしたら、党全体でおわびすべきだ」と強調し、都連に所属する萩生田光一・総裁特別補佐も「まったく擁護する余地はない。とりあえず謝罪は必要だ」と語り、早期収拾へ都連に圧力をかけた。
鈴木都議は23日に自民会派からの離脱を表明し、執行部は「これから先は自身の行動で示すべきだ」(石破氏)と沈静化を図る。しかし「産めないのか」など他のヤジの発言者は判明せず、火種は残っている。
政府内では22日の国会閉会直前、石原伸晃環境相の「金目(かねめ)」発言が飛び出し、撤回に追い込まれた。石原氏は23日、福島県入りして謝罪したが、反発は収まっていない。さらに麻生太郎副総理が21日に宇都宮市で、いじめ問題と集団的自衛権論議を結びつけて発言。菅氏は石原、麻生両氏について「内閣は常に謙虚であって、誤解される発言は控えるべきだ」と述べた。
鈴木都議の謝罪を受けて記者会見したみんなの党の浅尾慶一郎代表は、一連の発言問題について「政治家の緊張感の欠如、ゆるみがあった可能性は否定できない」と批判。自民党議員の一人は「通常国会をまだ開いていたら、野党から追及されて大変なことになっていた」と漏らした。【影山哲也、水脇友輔】
◇政府・自民党の最近の失言◇
◇石原伸晃環境相<16日、首相官邸で記者団に>
(中間貯蔵施設の)説明会が終わり、(菅義偉官房)長官にスケジュール感を説明した。最後は金目でしょ。
◇鈴木章浩・東京都議<18日、都議会で女性都議の質問中>
早く結婚した方がいいんじゃないか。
(20日、ヤジを飛ばしたかと報道陣に問われ)私はない。寝耳に水でびっくりしている。
◇麻生太郎副総理<21日、宇都宮市での会合で>
学校でいじめられるやつっていうのはけんかは弱い、勉強もできない、しかも貧しい家の子。三つそろったら、まず無視。勉強ができない、けんかが弱い、金持ちの子、これが一番やられる。カネはあることはわかってる。日本は、一番みんなから集中攻撃されやすい国だ。
この記事を監修した行政書士
P.I.P総合事務所 行政書士事務所
代表
横田 尚三
- 保有資格
行政書士
- 専門分野
「相続」、「遺言」、「成年後見」
- 経歴
P.I.P総合事務所 行政書士事務所の代表を務める。 相続の相談件数約6,000件の経験から相談者の信頼も厚く、他の専門家の司法書士・税理士・公認会計士の事務所と協力している。 また「日本で一番お客様から喜ばれる数の多い総合事務所になる」をビジョンに日々業務に励んでいる。