成年後見人が500万円着服容疑
成年後見人として管理していた妹(33)の預金口座から500万円を着服したとして、群馬県警は9日、渋川市渋川、会社員、増田和樹(35)と元妻で同市有馬のパート、恵美(35)の両容疑者を業務上横領容疑で逮捕した。増田容疑者は「他にも2500万円着服した」と供述しているという。
成年後見人は、精神障害や認知症で判断能力が不十分な人に代わり、家裁から選任された親族や弁護士が財産を管理する制度。
県警捜査2課によると、着服した金は自家用車購入や遊興費に充てられたという。2002年に増田容疑者の母親が死亡。生命保険の保険金が増田容疑者と妹の口座に入り、増田容疑者は翌03年から妹の成年後見人となった。その後、預金管理の報告書を確認した前橋家裁が不正の疑いがあることを発見。昨年、増田容疑者を後見人から解任し、県警に告発していた。妹は母親の生前から高崎市内の施設に入所している。増田容疑者は妹の世話はしていないという。【尾崎修二】
記事引用元(http://mainichi.jp/select/news/20140910k0000m040137000c.html)
この記事を監修した行政書士
P.I.P総合事務所 行政書士事務所
代表
横田 尚三
- 保有資格
行政書士
- 専門分野
「相続」、「遺言」、「成年後見」
- 経歴
P.I.P総合事務所 行政書士事務所の代表を務める。 相続の相談件数約6,000件の経験から相談者の信頼も厚く、他の専門家の司法書士・税理士・公認会計士の事務所と協力している。 また「日本で一番お客様から喜ばれる数の多い総合事務所になる」をビジョンに日々業務に励んでいる。