エンディングノート
エンディングノートとは、人生の終末期に迎える死に備えて自身の希望を書き留めておくノート
自身が死亡したときや、判断力・意思疎通能力の喪失を伴う病気にかかったときに希望する内容を記す。
書かれる事柄は特に決まっているわけではなく任意であるが、主に
●病気になったときの延命措置を望むか望まないか
●自身に介護が必要になった際に希望すること
●財産・貴重品に関する情報
●葬儀に対する希望
●相続に対する考え方
●プロフィール・自分史
●家系図
などがある。
遺言と異なり法的効力を有する性格の文書ではない。存命中や死後の家族の負担を減らすことを目的としている。
書籍や文具としてエンディングノートが販売されている。また自治体やNPOなどが無料配布してエンディングノートに関する講座を開いている例もある。
2011年にはエンディングノートを題材とした日本映画「エンディングノート」(砂田麻美監督)が公開され、日本製ドキュメンタリー映画で、「ゆきゆきて神軍」(1987年)以来、初めて興行収入1億円を突破した。
家族へのメッセージや思いを伝えるなら→エンディングノート
法的に財産の分配方法などを決めるなら→遺言
ときちんと使い分けましょう^^
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この記事を監修した行政書士
P.I.P総合事務所 行政書士事務所
代表
横田 尚三
- 保有資格
行政書士
- 専門分野
「相続」、「遺言」、「成年後見」
- 経歴
P.I.P総合事務所 行政書士事務所の代表を務める。 相続の相談件数約6,000件の経験から相談者の信頼も厚く、他の専門家の司法書士・税理士・公認会計士の事務所と協力している。 また「日本で一番お客様から喜ばれる数の多い総合事務所になる」をビジョンに日々業務に励んでいる。