タイトー創業者妻の海外遺産、相続税100億円未納
ゲーム会社、タイトー(東京・新宿)の創業者の妻で、2013年12月に89歳で死去したアシャー・コーガンさんの遺族が、約200億円の海外遺産 にかかる相続税約100億円を納めていないことが27日、関係者への取材で分かった。
遺族は課税対象でないとして、減額更正の請求をしているという。
関係者によると、アシャーさんは同社の元取締役で生前は都内に住んでいたが、遺産の大半は米国債などで海外にあった。
相続した息子と娘はともに外国籍で、海外に居住しているという。
相続税は法改正により13年4月から、亡くなった人が国内居住者だった場合、遺族の国籍に関係なく海外遺産にも課税されるようになった。
遺族側は、海外遺産を含む二百数十億円について税務申告した後、国内遺産分の相続税10億円弱のみ納付。
海外遺産分の減額を求めたという。
タイトーは、アシャーさんの夫の故ミハイル・コーガン氏が1953年に前身の貿易会社を設立。
72年にタイトーに社名変更し、インベーダーゲームなどをヒットさせた。ミハイル氏は84年に64歳で死去した。
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この記事を監修した行政書士
P.I.P総合事務所 行政書士事務所
代表
横田 尚三
- 保有資格
行政書士
- 専門分野
「相続」、「遺言」、「成年後見」
- 経歴
P.I.P総合事務所 行政書士事務所の代表を務める。 相続の相談件数約6,000件の経験から相談者の信頼も厚く、他の専門家の司法書士・税理士・公認会計士の事務所と協力している。 また「日本で一番お客様から喜ばれる数の多い総合事務所になる」をビジョンに日々業務に励んでいる。