相続税増税で対象拡大…生前贈与活用の保険に脚光
産経ニュースにこんな記事が載っていました。
以下、引用。
今年1月の税制改正で相続税が増税され課税対象が拡大した影響から、生前贈与資金を使った保険加入件数が大幅に伸びている。
日本生命保険は6日、生前贈与 資金を使った年金保険や終身保険の今年度の契約数が2月末までで前年同期比15.4%増の1万7931件だったことを明らかにした。
親や祖父母が、節税と 子供や孫の生活の将来設計支援を意識して生前贈与するケースが増えているとみられる。
贈与税の基礎控除は1人当たり年110万円で、この範囲内の贈与ならば非課税となる。
年金保険や終身保険は、資金運用や将来保障という点で、子や孫を支援したい贈与側と受け取り側の双方に魅力がある。
日本生命によると、生前贈与金を活用した契約数は1~2月の月平均で1797件で、昨年4~12月の平均1593件を上回った。
今年度の契約件数は累計2万件を上回る見込みだ。
明治安田生命保険も昨年4月から今年2月までの生前贈与資金を使った保険商品の契約件数が前年同期比30・9%増の1万2821件と伸びた。
1~2月の契 約件数は平均約1500件と、4~12月平均の約1千件を上回っており、相続税増税後も節税資金の受け皿として堅調に伸びている。
ただ、 長期金利が低下していることで、超長期の日本国債を主要な運用先としてきた保険商品の予定利率は低下。
「加入者にとって運用先としての魅力は薄れている」 (大手保険幹部)。
大手生命保険では、運用難を理由に運用利回り(予定利率)を引き下げたり、貯蓄性の高い保険商品の一部の販売を休止するなどの動きも出 ている。
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この記事を監修した行政書士
P.I.P総合事務所 行政書士事務所
代表
横田 尚三
- 保有資格
行政書士
- 専門分野
「相続」、「遺言」、「成年後見」
- 経歴
P.I.P総合事務所 行政書士事務所の代表を務める。 相続の相談件数約6,000件の経験から相談者の信頼も厚く、他の専門家の司法書士・税理士・公認会計士の事務所と協力している。 また「日本で一番お客様から喜ばれる数の多い総合事務所になる」をビジョンに日々業務に励んでいる。