遺言公正証書10万件 昨年、高齢化や相続課税拡大
アピタルにこんな記事が載っていました。
以下、引用。
死後の遺産相続を見据え、公式の遺言を残す人が増えている。公証人に依頼して作成する「遺言証書」の件数が昨年、初めて年間10万件を超えた。
家族の形が多様化し、様々な相続の希望が寄せられている。
日本公証人連合会(日公連)によると、昨年の遺言公正証書の作成件数は約10万4500件。
統計のある1971年以降、最多となった。
特に11~14年で2万5千件以上も増えており、今年も昨年を上回るペースという。
高齢者の増加に加え、今年1月から相続税の課税対象が拡大したことが背景にある。
相続税は高額な遺産がある場合に課せられるが、基準額が引き下げ られた。
特に不動産が遺産の中心だと、納税するための現金が足りなくなったり、分割にもめたりするケースが想定され、事前に遺言を残すことが多いという。
この記事を監修した行政書士
P.I.P総合事務所 行政書士事務所
代表
横田 尚三
- 保有資格
行政書士
- 専門分野
「相続」、「遺言」、「成年後見」
- 経歴
P.I.P総合事務所 行政書士事務所の代表を務める。 相続の相談件数約6,000件の経験から相談者の信頼も厚く、他の専門家の司法書士・税理士・公認会計士の事務所と協力している。 また「日本で一番お客様から喜ばれる数の多い総合事務所になる」をビジョンに日々業務に励んでいる。