⑯数百件に1件しかない!?感動の相続!!
相続がもたらす感動秘話
私が携ってきた数百件の相続手続きの中、また過去10年の中で1度だけ遭遇した
感動の相続!ともいうべき手続きがありました。
大阪市在住のAさんから兄弟姉妹相続の依頼がありました。ほとんどが兄弟だったのですが、一人の兄弟(義理)が亡くなっていて、その1人娘Nが相続人となっていました。
依頼者Aは、連絡も取ったこともないし、私が最後お世話してたんやから、相続なんかしてほしくないわ!と言っていました。(一般的にも自身の知らない方が突如現れれば、そのような気持ちになることは自然かもしれません。)
交流がない方の場合は当事務所が間を取り持ちます
連絡をとったこともない方なので、お手紙をだして、相続人であることを知らせてみると、
Nさんからお電話がきました。
聞けば、私は現在母子家庭で子供を育てることで精いっぱいです。と、私は、なるほど金銭的にも大変なことをおっしゃっていたので、相続するものと思っていましたが、Nさんは、そのような状態にもかかわらず、他人同然の私が相続するなんて、法律がそうなっていても私は頂くことはできません。とのことでした。普通一般的には、棚から牡丹餅などと、大多数の方が相続されるので、おもわず、本当によろしいのですか?と聞き返してしまうほどでした。
中々できることではありません。相続しない理由が、Aさんが最後にお世話をされていて、見知らぬ自分が財産の一部をもっていくことを、Aは快く思わないでしょう。と。
お話の仕方もとても謙虚な方ではありましたが、それでも相続するのが普通なのでは、と思ってしまいました。
私は、説明不足なのかと財産に負債がないこと、法律でNさんの取り分が守られていることなどを丁寧に話直したのですが、それでも相続する方向にはなりませんでした…
この意外な相続の進行のことをAさんにまるまるお話しますと…
次回は、この意外な相続の進行のことをAさんにまるまるお話しますと…
についてお話しましょう。
ハムスターの独り言。
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この記事を監修した行政書士
P.I.P総合事務所 行政書士事務所
代表
横田 尚三
- 保有資格
行政書士
- 専門分野
「相続」、「遺言」、「成年後見」
- 経歴
P.I.P総合事務所 行政書士事務所の代表を務める。 相続の相談件数約6,000件の経験から相談者の信頼も厚く、他の専門家の司法書士・税理士・公認会計士の事務所と協力している。 また「日本で一番お客様から喜ばれる数の多い総合事務所になる」をビジョンに日々業務に励んでいる。